13回日本高校柔道選抜チームフランス遠征報告

               (公財) 全国高体連柔道専門部 副部長 今川直明

 

全国高体連柔道専門部主催のフランス遠征(エクサンプロバンス・マルセイユ・パリ)を、下記の通り報告します。

主眼であるエクサンプロヴァンスで開催された大会は、地元フランスの他、アルジェリア・イタリア・オランダ・カナダ・スイス・スペイン・ハンガリー・ベルギーなどの国々が参加し、選手数が500名を越える規模となりました。年を重ねるにつれて大会参加選手の競技レベルが上がる中、日本選手団は日本代表としての矜持を示し、礼儀正しく、柔道精神に則った戦いぶりを示し、全階級でメダルを獲得、そのうち11階級で優勝を果たしました。日本選手団は、日本柔道を貫くことで大会を大きく盛り上げ、大会成功の一役を担えたものと考えています。

その後、マルセイユで行われた強化合宿では、選手一人ひとりが試合や練習の中で見つけた課題に対して真摯に向き合い、克服しようとする様子が見られました。今年の選手達も例年の選手たちと同様に、練習や試合に臨む姿勢以外にも、礼儀作法や生活態度等は申し分なく、優秀でした。

大会運営時にご尽力頂いたエクサンプロヴァンスのチームの皆様と合宿の御手配をしていただいたロレント・デル・コロンボ氏、そして現地で日本選手団へ全力のアテンドをしてくださった平野義之氏への感謝が尽きません。

 

1.期間  令和元年1211日(水)~ 20日(金)10日間

2.派遣先  南フランス・エクサンプロヴァンス、マルセイユ、パリ

3.派遣者 団長   今川 直明 (全国副部長:群馬県・前橋東)

男子監督 杉野 健次郎(福岡県高体連:福岡県・大牟田)

女子監督 松本 あゆみ(東京都高体連:東京都・修徳)

コーチ  山田 恒平 (全国事務局:東京都・中央大学杉並)

コーチ  平野 義之 (スイス)

男子選手 近藤 隼斗 (60kg級:佐賀県・佐賀工業)

田中 龍馬 (66kg級:佐賀県・佐賀商業)

有馬 雄生 (73kg級:神奈川県・東海大学付属相模)

竹市 大祐 (81kg級:福岡県・大牟田)

道下 新大 (90kg級:東京都・国士舘)

森 健心  (100kg級:福岡県・大牟田)

斉藤 立  (100kg超級:東京都・国士舘)

女子選手 白石 響  (48kg級:熊本県・熊本西)

川田 歩実 (52kg級:東京都・修徳)

中水流 りり(57kg級:東京都・渋谷教育学園渋谷)

山口 葵良梨(63kg級:福岡県・大牟田)

朝飛 真実 (70kg級:神奈川県・桐蔭学園)

黒田 亜紀 (78kg級:山梨県・富士学苑)

米川 明穂 (78kg超級:静岡県・藤枝順心)

4.日程概要

1211日(水)

820  成田空港第一ターミナル2階集合 結団式・搭乗手続

1030 搭乗ゲート確認

1055  離陸(AF275便)

 

(現地時間)

1600 パリ・シャルルドゴール空港着陸  入国審査後、平野先生と合流

1800 シャルルドゴール空港離陸(AF7668便)

1910 マルセイユ空港着陸 荷物受け取り・現地スタッフ紹介

2000 ホテル“NOVOTEL”到着

2030 夕食(ホテル内レストラン)

2200 消灯

 

1212日(木)

800 朝食(ホテル内レストラン)

915  ホテル出発(徒歩)

945  調整練習開始 

1200  昼食(ホテル内レストラン)

1500 市内見学

18:00 ホテル到着

1900 夕食(ホテル内レストラン)

2200 消灯

1213日(金)

800   朝食

945   ホテル出発(徒歩)

1015  調整練習開始

1120  練習終了

1200  昼食

1700  前日計量出発

1830  計量終了

1900  写真撮影

        終了後、選手はホテルへ

1920  少年チーム練習

今川先生による小外刈・杉野先生による背負投の講習会

2130  ホテル到着

 

1214日(土)

645  女子 ホテル出発

700  ランダム計量(日本選手1名該当)

800  試合開始 試合時間4分、1審制ケアシステムあり/ダブルレペチャージ方式

800  男子朝食

1030  軽量級ランダム計量

1230  試合開始(73kg級まで)

1430  重量級ランダム計量

1530  試合開始(81kg級以上)

1900  試合終了  表彰式後、記念撮影、会場清掃

1930  大会会場にて懇親会

2100  大会会場出発

2115  ホテル到着

1215日(日)

700 朝食(ホテル内レストラン)

800 ホテル出発

900 ホテル到着“toyoko-inn Marseille

930 ホテル出発(シャトルバス)

10:00  練習開始

             各自10分アップ、寝技乱取4×10本×3班編成

1150  昼食アントワーヌドサンテグジュペリ高校

1315  ホテル到着

1515  ホテル出発 地下鉄移動

1600  練習開始

 各自10分アップ、立技乱取5×10本×3班編成

1820  練習終了

1900 夕食“アントワーヌドサンテグジュペリ高校”

2030 ホテル到着

 

1216日(月)

730  朝食

845  ホテル出発  地下鉄移動

930  練習開始

 各自10分アップ、寝技乱取4×6本、立技乱取5×6本×3班編成

1200 練習終了

1250 昼食マルセイユ大学

1350 ホテル到着

1515 ホテル出発 地下鉄移動

1600 練習開始

各自10分アップ、立技乱取4+GS1分×10本×3班編

1830 練習終了

1930 夕食マルセイユ大学

2030 ホテル到着

 

1217日(火)

730  朝食

845  ホテル出発 地下鉄移動

930  練習開始

各自10分アップ、寝技乱取4×5本、立技乱取5×6本×2班編成

1200 練習終了

1240 昼食マルセイユ大学

1330 ホテル到着

1515 ホテル出発 地下鉄移動

1600 練習開始

各自10分アップ、立技乱取5×10本×3班編成

1830 練習終了

1930 夕食 ”ホテル近隣のピザ屋

2030 ホテル到着

 

合宿日程終了後


 

1218日(水)

700  ホテル出発マルセイユ空港へ

1000 マルセイユ空港離陸(AF7669便)

1100 パリ・シャルルドゴール空港着陸

1145 大型バスでパリ市内へ

1300 ホテル到着

1330 ホテル出発、パリ市内散策

1930 ホテル到着

 

1219日(木)

730  朝食

915 ホテル出発

1015 シャルルドゴール空港到着 搭乗手続き、平野先生とお別れ

1430 搭乗開始

1500  シャルルドゴール空港離陸(AF276便)

 

1220日(金)

900 成田空港着陸(日本時間)

1100 解団式  

                       

帰国前パリ・シャルルドゴール空港にて


5.試合結果

大会名:クリスマスカップ・エクサンプロバンスジュニア国際大会

日付:1214日()   会場:“COMPLEXDUVALDEL’ARC”

 

60kg級:   近藤 隼斗(佐賀県・佐賀工業)           優勝

66kg級:   田中 龍馬(佐賀県・佐賀商業)      第3

73kg級:   有馬 雄生(神奈川県・東海大学付属相模)   優勝

81kg級:   竹市 大祐(福岡県・大牟田)        第3位   

90kg級:   道下 新大(東京都・国士舘)       優勝

100kg級:  森  健心(福岡県・大牟田)        優勝

100kg超級:斉藤  立(東京都・国士舘)         優勝

48kg級:   白石  響(熊本県・熊本西)       優勝

52kg級:   川田 歩実(東京都・修徳)        優勝

57kg級:   中水流りり(東京都・渋谷教育学園渋谷)   優勝

63kg級:   山口葵良梨(福岡県・大牟田)        優勝

70kg級:   朝飛 真実(神奈川県・桐蔭学園)     優勝

78kg級:   黒田 亜紀(山梨県・富士学苑)      準優勝

78kg超級: 米川 明穂(静岡県・藤枝順心)       優勝

  

6.おわりに

この遠征を行うにあたり、全日本柔道連盟をはじめ、参加教員・選手の所属校など、関係各位にご尽力いただきました。選手団一同、大変感謝をしております。

今後、2020東京と2024パリは、縁が深く、結びつきが強くなる都市です。参加選手全員がその架け橋になり得る力を持った選手たちであり、その将来に強い影響を与えることが出来たことと思います。

今回に限らず、この遠征を1020年と継続していくためには、多方面からのご支援は欠く事のできないものです。今後もご支援とご協力を頂くために、全国高体連柔道専門部の公正、且つ継続的な運営に力を尽くしていこうと、改めて考えている次第です。

 

12回日本高校柔道選抜チームフランス遠征報告

                                (公財)全国高体連柔道専門部長 山田 公

 

 今年度も(公財)全日本柔道連盟の支援のもと、12回目となるフランス遠征を実施した。出国前懸念せれていたフランス国内のデモについては、全く影響を受けず、無事予定通りの行程を進めることができた。

大会はフランスの他、イタリア・オランダ・ベルギー・スイス・カナダ等の国が参加し、600名を越える規模となった。結果は後述の通りだが、選手達は日本代表としての矜持を示し、強く美しい柔道で大会を盛り上げてくれた。強化合宿では選手一人ひとりが、試合や練習の中で見つけた課題に対して真摯に向き合い、克服しようとする様子が見られた。練習や試合に臨む姿勢だけでなく、礼儀作法や言葉遣い等についても申し分がなく優秀で、日本を代表するにふさわしい選手達であった。

大会や国際強化合宿の運営で尽力頂いたエクサンプロヴァンスのチームの皆様とロレント・デル・コロンボ氏(全柔連会長:山下泰裕氏と4度の熱戦を繰り広げた)に多大なる感謝をしたい。

 

 

1.期   間  平成301212日(水)~21日(金) 10日間

2.派 遣 先  南フランス エクサンプロヴァンス、マルセイユ

3.派 遣 者  団  長 山田 公一(全国副部長:秋 田 県・能代西)

男子監督 近野 貞治(千葉県高体連:千 葉 県・木更津総合)       

女子監督 鈴木 孝之(東京都高体連:東 京 都・帝京)             

コ ー チ 野瀬 光洋(全国事務局:東 京 都・昭和第一学園)     

コ ー チ 平野 義之(スイス)                                     

男子選手 近藤 隼斗60kg級     :佐 賀 県・佐賀工業)         

                  桂  嵐斗66kg級      :長 崎 県・長崎日大)         

             〃  内村 秀資73kg級      :大 阪 府・東海大仰星)        

             〃  板東虎之輔81kg級     :千 葉 県・木更津総合)        

             〃   長嶋 勇斗90kg級     :山 梨 県・東海大甲府)       

     〃   皆川 大記100kg級     :千 葉 県・千葉経大附)        

     〃   斉藤  立100kg超級    :東 京 都・国士舘)           

女子選手  古賀 若菜48kg級     :福 岡 県・南筑)             

    〃   藤本 彩月52kg級    :福 岡 県・敬愛)             

             〃   岡田恵里佳57kg級    :京 都 府・立命館宇治)       

             〃  檀野 芽紅63kg級     :大 阪 府・星翔)             

             〃   佐藤星麗七70kg級    :埼 玉 県・埼玉栄)           

            〃   長谷川瑞紀78kg     :兵 庫 県・夙川学院)         

             〃   高橋 瑠璃78kg超級   :東 京 都・帝京)             


 

 



4.日程概要

1212日(水)

820    成田空港第一ターミナル2階集合

     結団式・搭乗手続

1030   搭乗ゲート確認

     1055分発の予定だったが、搭乗開始が1時間遅れる

1155   離陸(AF275便)

(現地時間)

1600   パリ・シャルルドゴール空港着陸

     入国審査後、平野先生と合流

1800   シャルルドゴール空港離陸(AF7668便)

1910   マルセイユ空港着陸

     荷物受け取り・現地スタッフ紹介

2000   ホテル“NOVOTEL”到着

2030   夕食(ホテル内レストラン)

2200   消灯

出国前、成田空港にて

 

1213日(木)

800    朝食(ホテル内レストラン)

915    ホテル出発(徒歩)

945    調整練習開始

     ランニング・各自体操・回転運動

     打ち込み・スピード打ち込み

     寝技の攻防・立技乱取・30分自由調整

1100   練習終了

1200   昼食(ホテル内レストラン)

1500   シャガール美術館・市内見学

1745   ホテル到着

1900   夕食(ホテル内レストラン)

2200   消灯

シャガール美術館見学

 

1214日(金)

800    朝食

945    ホテル出発(徒歩)

1015   調整練習開始

     ランニング・各自体操・回転運動・打ち込み・スピード打ち込み・寝技の攻防

     立技乱取・30分自由調整

1120   練習終了

1200   昼食

1650   前日計量出発

1830   計量終了

1900   写真撮影

     終了後、選手はホテルへ

1920   少年チーム練習・近野先生による大外刈の講習会、寝技乱取

2100   会場出発

2130   ホテル到着

 

1215日(土)

女子

630    朝食

645    ホテル出発

700    ランダム計量(日本選手1名該当)

800    試合開始

男子

800    朝食

1030   軽量級ランダム計量

1230   試合開始(73kg級まで)

1430   重量級ランダム計量

1530   試合開始(81kg級以上)試合時間4分、1審制(ケアシステムあり)、敗者復活戦(ダブルレペチャージ方式)

1900  試合終了

     表彰式後、記念撮影、会場清掃

1930  大会会場にて懇親会

2100  大会会場出発

2115  ホテル到着

 

1216日(日)

800   朝食(ホテル内レストラン)

950   ホテル出発

1100  ホテル到着 “Ibis Hotel

1130  ホテル出発(シャトルバス)

1150  昼食“Lycee Saint Exupery

1315  ホテル到着

1515  ホテル出発

1540  練習会場到着

大会前日、調整練習後

 

1600  練習開始

     各自10分アップ、寝技乱取4分×6、立技乱取5分×55分×15本を3班編制)

1820  練習終了

1900  夕食“Lycee Saint Exupery

2030  ホテル到着

 

1217日(月)

730   朝食

845   ホテル出発

930   練習開始

     各自10分アップ、寝技乱取3分×2本、立技乱取5分×6本(5×183班編制)

1200  練習終了

1250  昼食

1350  ホテル到着

1515  ホテル出発

1600  練習開始

      各自10分アップ、寝技乱取3分×2本、立技乱取5分×6本(5×183班編制)

1830  練習終了

1930  夕食

2030  ホテル到着

大会終了後、記念撮影

1218日(火)

730   朝食

845   ホテル出発

930   練習開始

     各自10分アップ、寝技乱取3分×2本、立技乱取5分×6本(5×183班編制)

1200  練習終了

1240  昼食

1330  ホテル到着

1515  ホテル出発

1600  練習開始

各自10分アップ、寝技乱取3分×2本、立技乱取5分×6本(5×183班編制)

1830  練習終了

1930  夕食

2030  ホテル到着

 

1219日(水)

700   ホテル出発 マルセイユ空港へ

1000  マルセイユ空港離陸(AF7669便)

1100  パリ・シャルルドゴール空港着陸

1145  大型バスでパリ市内へ

1300  ホテル到着

1330  ホテル出発、パリ市内散策

1930  ホテル到着

凱旋門

1220日(木)

730   朝食

915   ホテル出発

1015  シャルルドゴール空港到着

     搭乗手続き、平野先生とお別れ

1430  搭乗開始

1220分搭乗予定だったが、搭乗開始が2時間遅れる

1500   シャルルドゴール空港離陸(AF276便)

 

1221日(金)

1100  成田空港着陸(日本時間)

1200  解団式

1215  解散

 

5.試合結果

大会名:クリスマスカップ・エクサンプロバンスジュニア国際大会

日付:1215日(土)

会場:COMPLEX DU VALDEL’ARC

 

60kg近藤 隼斗(佐賀県・佐賀工業)  優勝

66kg級 桂  嵐斗(長崎県・長崎日大) 優勝         

73kg級 内村 秀資(大阪府・東海大仰星)  優勝        

81kg級 板東虎之輔(千葉県・木更津総合)3        

90kg級 長嶋 勇斗(山梨県・東海大甲府)3       100kg級 皆川 大記(千葉県・千葉経大附)  優勝        100kg超級 斉藤 立(東京都・国士舘)   優勝          

 

48kg級 古賀 若菜(福岡県・南筑)    優勝            52kg級 藤本 彩月(福岡県・敬愛)    優勝            

57kg級 岡田 恵里佳(京都府・立命館宇治)優勝       

63kg級 檀野 芽紅(大阪府・星翔)     優勝         

70kg級 佐藤 星麗七(埼玉県・埼玉栄)  3           

78kg級 長谷川 瑞紀(兵庫県・夙川学院)  優勝        

78kg超級 高橋 瑠璃(東京都・帝京)  優勝

 

シャルルドゴール空港で平野先生とお別れ

 

 

6.おわりに

 

本専門部で実施している国際交流事業を経て、オリンピックや世界選手権の畳に上がった選手は多い。言わばこの遠征は、将来世界へ羽ばたく高校生の夢への第一歩となっている。実施するにあたりご尽力頂いた全日本柔道連盟をはじめ、関係各位に感謝したい。2020年、東京オリンピックが終わると次のオリンピックは2024年にパリで開催される。パリの畳の上で未来の選手達が躍動し、再び金メダルを掲げられるよう、祈念している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017 フランス遠征

 

 

平成29年度国際交流フランス遠征   報告

                                                   (公財) 全国高体連柔道専門部

                                                           部長 今 川 直

 

 今年度も(公財)全日本柔道連盟の支援のもと、11回目となるフランス遠征を実施することができた。

 大会には、開催国のフランスはもちろんのこと、イタリア・ドイツ・オランダ・ベルギー・スイス・カナダ・ジョージア、そして日本が参加し、600人以上の参加があった。日本人選手の中にはすでに国際大会を経験している選手もいたが、初めての国際大会という選手もいた。結果は後述の通りだが、実力を遺憾なく発揮し素晴らしい成績を残してくれた。

 また、強化合宿では参加人数が多いながらも、選手達が自覚をもって充実した練習を実施してくれた。今後の活躍を期待したくなる選手達だった。

 大会運営や国際強化合宿の運営で尽力頂いたロレント・デル・コロンボ氏(全柔連会長:山下泰裕氏と4度の熱戦を繰り広げた)をはじめ、エクサンプロヴァンスのチームの皆様に感謝したい。

 

 

 

1.期   間  平成291213日(水)~ 22日(金) 10日間

2.派 遣 先  南フランス エクサンプロヴァンス

3.派 遣 者

             団  長 今川 直明(全国副部長:群馬県・前橋東)

                 男子監督 川原 篤 (埼玉県高体連:埼玉県・埼玉栄)

                 女子監督 平田 勝美(大阪府高体連:大阪府・東大阪大学敬愛)

                 コ ー チ 池田 貴紀(全国事務局:埼玉県・新座柳瀬)

    コ ー チ 平野 義之(スイス)

           男子選手 井上 拓茉(66kg級     :三重県・四日市中央工業)

                     〃   村上 優哉(73kg級     :兵庫県・神戸国際大附)

                     〃   奥田 將人(81kg級    :京都府・京都学園)

                     〃   村尾三四郎(90kg級     :神奈川県・桐蔭学園

                     〃   梅野 雅崇(100kg級    :埼玉県・埼玉栄)

                     〃   中野 寛太(100kg超級   :奈良県・天理)

                  女子選手  野村 真希(48kg級    :山梨県・富士学苑)

                     〃   坪根菜々子52kg級   :福岡県・沖学園)

                     〃   富沢 佳奈57kg級   :埼玉県・埼玉栄)

                     〃   嘉重 春63kg級   :大阪府・東大阪大学敬愛)

                     〃   朝飛 七海70kg級   :神奈川県・桐蔭学園)

                     〃   和田梨乃子78kg級   :愛知県・大成)

                     〃   松田 美悠78kg超級  :富山県・小杉)

 

4.日   程

1213日(水)  900  成田空港第1ターミナル2F集合

             結団式・搭乗手続き

         1100 機内へ移動(エールフランス航空275便) 

         1125 離陸

(現地時間)   1545 パリ・シャルルドゴール空港到着

             入国審査後、平野先生と合流。

         1800 シャルルドゴール空港出発

         1945 マルセイユ空港到着

              荷物受け取り、現地スタッフ紹介

          2000 マルセイユ空港出発 現地スタッフの車で移動

          2100 ホテル ”NOVOTEL” 到着

                        2130  夕食

          2200  消灯

1214日(木) 800  朝食(ホテル内レストラン)

  950  ホテル出発(徒歩)

1005 練習会場到着

1025 練習開始

1140 練習終了

1155 練習会場出発

1205 ホテル到着

1230 昼食

1415 ホテル出発

1450 ワイン・オリーブオイル工場見学へ

     スーパーで飲料水・食糧購入

1730 ホテル到着

1900 夕食(ホテル内レストラン)

2200 消灯

 

1215日(金) 800  朝食(ホテル内レストラン)

  950  ホテル出発(徒歩)

1010  大会会場到着

1025 練習開始

1150 練習終了

1205 大会会場出発

1215 ホテル到着

1230 昼食

1410 セザンヌ博物館・エクサンプロヴァンス市内見学

1750 ホテル到着

1810 エクサンプロヴァンスチームとの写真撮影へ(徒歩)

1830 写真撮影 

     終了後、選手はホテルへ

1845 少年チーム練習・川原先生による寝技の講習会

1930 青年チーム練習・今川先生による小外刈の講習会

2100 会場出発

2130 ホテル到着

 

1216日(土) 700  ホテル出発

                          715  大会会場到着  会場 “COMPLEXE DU VAL DE L’ARC”

                                         仮計量

         830  公式計量

         1000  試合開始

               試合時間4分、1審制(ケアシステムあり)

   敗者復活戦(旧方式・ダブルレペチャージ)

               《計量開始時間》

               〇-66㎏、-73㎏:930

               〇残り階級:1330

         1930 試合終了

                表彰式後、記念撮影、会場掃除

         2000  大会会場にて懇親会

         2130  大会会場出発

         2145  ホテル到着

 

1217日(日)  800   朝食

                         930  ホテル出発 マルセイユへ

                       1100  ホテル到着 ”B&B Hotel”

         1130 ホテル出発(シャトルバス)

         1145  昼食 “Lycee Saint Exupery”

                       1230  ホテルへ

         1245  ホテル到着

                       1615  ホテル出発

         1630  練習会場到着  練習会場:“Lycee Saint Exupery”

         1700  練習

                                     各自15分アップ、寝技乱取4分×6

               立技乱取5分×5、(3:女子・男子軽量・男子重量)

  1900 練習終了、夕食 “Lycee Saint Exupery”

   2030  ホテルへ

                  練習会場・昼食・夕食は18日・19日とも同じ

 

1218日(月)  800   朝食(ホテル内レストラン)

                           915  ホテル出発

                         1000  練習開始

              各自15分アップ、寝技乱取4分×5

              立技乱取5分×6  (3:女子・男子軽量・男子重量) 

         1200  練習終了、昼食

         1345  ホテルへ

                         1400  ホテル到着

           1545  ホテル出発

         1630  練習開始

                 各自15分アップ、立技乱取6分×7

                                        (3:女子・男子軽量・男子重量)

  1900  練習終了、夕食

  2030  ホテルへ

 

1219日(火)  800    朝食

                           915  ホテル出発

                       1000    練習開始

              各自10分アップ、寝技乱取3分×4

              立技乱取5分×6  (3:女子・男子軽量・男子重量) 

         1200  練習終了、昼食

         1315  ホテルへ

                         1345  ホテル到着

         1545  ホテル出発

         1630  練習開始

                 各自10分アップ、立技乱取5分×46分×3

                                        (3:女子・男子軽量・男子重量)

   1900  練習終了、夕食

   2030  ホテルへ

 

1220日(水)   630  朝食

          750  ホテル出発 マルセイユ空港へ

          920  マルセイユ空港離陸(エールフランス航空6007便)

        1030  オルリー空港到着

        1105  オルリー空港出発(大型バスで移動)

        1200 ホテル到着

        1230 ホテル出発 

                                      パリ市内散策

        2000  ホテル到着

 

1221日(木)   700800  朝食

  945  ロビー集合 平野先生に色紙贈呈

         ホテル出発

 1050   シャルルドゴール空港到着

       免税手続き、搭乗手続き後、平野先生とお別れ

 1320  搭乗開始 エールフランス航空276便

   1335  離陸

 

1222日(金)  855  成田空港着陸 (これより日本時間)

 945  解団式

1000 解散

 

5.試合結果  大会名:クリスマスカップ・エクサンプロバンスジュニア国際大会

   開始日:平成291216日(土)

   会 場:“COMPLEXE DU VAL DE L’ARC”

 

                  66kg級 井上 拓茉(三重県・四日市中央工業) 第3

                  73kg級 村上 優哉(兵庫県・神戸国際大附)   優勝

                  81kg級 奥田 将人(京都府・京都学園)       3

                  90kg級  村尾三四郎(神奈川県・桐蔭学園)    優勝

                  100kg  梅野 雅崇(埼玉県・埼玉栄)    3

                  100kg超級  中野 寛太(奈良県・天理)      優勝

                  48kg   野村 真希(山梨県・富士学苑)    優勝

                  52kg   坪根菜々子(福岡県・沖学園)      優勝

                  57kg   富沢 佳奈(埼玉県・埼玉栄)      優勝

                  63kg   嘉重 春(大阪府・東大阪大学敬愛) 優勝

                  70kg   朝飛 七海(神奈川県・桐蔭学園)  優勝

                  78kg   和田梨乃子(愛知県・大成)        優勝

                  78kg超級   松田 美悠(富山県・小杉)      優勝

 

 

おわりに

 本専門部で実施している国際交流事業である、地区派遣の「韓国遠征」や「台湾遠征」は、将来、世界へ羽ばたく全国の高校生の夢への第一歩となる。

 これまで本事業に参加した選手はシニアでも活躍し、オリンピック・世界選手権で活躍している。これも(公財)全日本柔道連盟をはじめとする関係各位のご理解とご協力によって実施できたものと感謝し、2年後の東京オリンピック、さらにその後の強化に向け、より活性化していくことを祈念している。

 

2013 フランス遠征

第7回 日本高校柔道選抜チーム フランス派遣報告

                全国高体連柔道専門部副部長 団長 中右次泰

 今回で7回目となるフランス派遣は、過去6回の派遣者の中から世界選手権やグランドスラム東京などの国際大会で優勝者を輩出するなど、有意義な派遣として定着しつつある。今回も選手全員が夏のインターハイチャンピオンであり、高校柔道界の最強の布陣で臨んだ派遣であった。現地で参加した大会は、フランス柔道連盟がフランス国内で行われるジュニアの国際大会としては「レベルAトーナメント」と最高ランクに位置づけられている。数年前にはテディ・リネール(ロンドン五輪金メダリスト)も出場するなど、今回も強豪選手が出場している中で、日本選手はよく健闘したと言える。今回の選手たちは2020東京五輪の時にも選手として活躍が期待される世代である。今回の派遣での経験を生かして、さらなる飛躍を期待したい。

 結びに、本派遣の機会を与えてくださった(公財)全日本柔道連盟、(公財)全国高体連柔道専門部にあらためて感謝を申し上げ、報告とする。

1 期 間 平成25年(2013年)12月10日(火)~20日(金)

2 派遣先 南フランス エクサンプロヴァンス

3 派遣者 団  長 中右 次泰(全国副部長  :兵県・滝川)

       男子監督 竹内  徹(千葉県高体連:千県・東海大学付属浦安)

            女子監督 吉元 幸洋(福岡県高体連:福県・敬愛)

            チ 小池 雅彦(全国事務局  :埼県・春日部工業)

      〃  平野 義之(スイス)

            男子選手 小倉 拓実(60kg級    :大県・柳ヶ浦)

                    末木 貴将(66kg級    :広県・近畿大学附属福山)

               〃  山本 悠司(73kg級    :北道・帯広農業)

               〃  尾方 寿應(81kg級    :神奈川県・東海大学付属相模)

               〃  前田 宗哉(90kg級    :千県・東海大学付属浦安)

               〃  渡辺 大樹(100kg級   :埼県・埼玉栄)

               〃  ウルフ アロン100kg超級  :千県・東海大学付属浦安)

            女子選手  近藤 亜美(48kg  :愛県・大成)

               〃  森 由芽香(52kg級  :広県・清水ヶ丘)

               〃  芳田  司(57kg級  :福県・敬愛)

               〃  津金  恵(63kg級  :長県・松商学園)                      

     〃  福嶋 千夏(70kg級  :福県・南筑)

               〃  堀  歩未(78kg級  :福県・敬愛)

               〃  月波光貴穂(78kg超級 :愛県・新田)

4 日程概要

■12月10日(火)

22:30 羽田空港国際線ターミナル出発フロア集合 結団式(役員挨拶)搭乗手続き

■12月11日(水) 

1:30 出発(日本航空41便)

6:20 パリ・シャルルドゴール空港到着 ターミナル2Fへシャトルで移動し、スイスから招聘している平野義之コーチと合流。

 9:35 パリ・シャルルドゴール空港出発(エールフランス航空7662便)

10:55 マルセイユ空港到着 現地スタッフの車3台に分乗してエクサンプロヴァンス               へ移動し、宿舎到着後昼食して水などの買い出しをした。

17:00 調整練習 長旅の疲れと時差の調整のため、希望者のみ打ち込み・ランニングなどを行った。

■12月12日(木)

14:00 大会会場とは別の道場を手配していただき、そこで調整練習を行った。

 

■12月13日(金) 

9:30 男子大会会場で調整練習を行った。

17:45 現地受け入れクラブへの感謝イベント(~19:00

      現地の子どもたちとの記念撮影・中右団長による小内刈の説明・乱取り稽古を行った。

■12月14日(土)エクサンプロヴァンス・ジュニア国際大会

(会場:ヴァルドアーク体育館)

男子81kg級・90kg級・100kg級・100kg超級

女子48kg級・78kg級・78kg超級

 7:00~8:00計量 9:00~14:30大会・表彰式

男子60kg級・66kg級・73kg級

女子52kg級・57kg級・63kg級・70kg級

 8:00~9:00計量14:30~19:00大会・表彰式

試合結果

男子選手 小倉 拓実(60kg級    :大県・柳ヶ浦)         3

        末木 貴将(66kg級    :広県・近畿大学附属福山)優勝

   〃  山本 悠司(73kg級    :北道・帯広農業)        優勝

   〃  尾方 寿應(81kg級    :神奈川県・東海大学付属相模)優勝

   〃  前田 宗哉(90kg級    :千県・東海大学付属浦安)5位

   〃  渡辺 大樹(100kg級   :埼県・埼玉栄)          2位

   〃  ウルフ アロン100kg超級  :千県・東海大学付属浦安)優勝

女子選手  近藤 亜美(48kg  :愛県・大成)            優勝

   〃  森 由芽香(52kg級  :広県・清水ヶ丘)        優勝

   〃  芳田  司(57kg級  :福県・敬愛)            優勝

   〃  津金  恵(63kg級  :長県・松商学園)        優勝

   〃  福嶋 千夏(70kg級  :福県・南筑)            優勝

   〃  堀  歩未(78kg級  :福県・敬愛)            3位

   〃  月波光貴穂(78kg超級 :愛県・新田)            優勝

大会後は大会会場の地下道場で地元運営スタッフと夕食会を行った。

■12月15日(日)

10:00 宿舎移動 ホテルibisに徒歩で移動して荷物を預け、現地スタッフの車3台に分乗して世界遺産Avignonを見学。男子監督・竹内徹氏が社会科教員ということもあって、ところどころで解説を入れていただき、有意義な見学となった。

■12月16日(月)

11:30  国際合宿(大会会場の地下道場)

18:30  国際合宿(マルセイユの常設の大きな道場)

日本・フランス・イタリア・ベルギーが参加

■12月17日(火)

11:30  国際合宿(マルセイユの高校道場)

      ソウル五輪金メダリスト・マーク・アレキサンドル氏の指揮で

      練習した。

17:30  国際合宿(マルセイユの高校道場)

              日本・フランス・イタリア・ベルギーが参加

■12月18日(水)

 6:45  現地スタッフの車3台でマルセイユ空港へ出発

 9:35  マルセイユ空港出発(エールフランス航空7669便)

11:05  パリ・シャルルドゴール空港到着 現地手配の貸し切りバスでパリのホテルへ

13:05  ホテル着・部屋割り確認・チェックイン

13:20  ロビー集合・昼食(ラーメン・中華のひぐま)昼食後はパリ市内自由見学

■12月19日(木) 

8:00  現地手配の貸切バスでパリ・シャルルドゴール空港へ。

11:00  パリ・シャルルドゴール空港出発(日本航空42便)

■12月20日(金)

 

 6:55  羽田空港到着・解団式・解散